東京大学にて

東大新ゼミ「タイ医学ゼミナール」

先週2月13日から17日までの5日間、東京大学駒場キャンパスにて「タイ医学ゼミナール」が開講されました。

学生が自主的に“学びたい内容”“講師”を大学に応募出来るという制度があり、医学部生有志の方達の働きかけにより宮原由佳先生を迎え開講の運びとなったようです。その授業にお手伝いとして参加することとなりました。参加者は、東大生や他校の学生さん達。
タイ古式を通して、伝統医療を学ぶという授業。

冬の寒さがぶり返したような陽気続きでしたが、日差しは春そのもの。
駒場キャンパスは、何度か横目に通り過ぎたことがありましたが、中に入るのは初めて。また大学を卒業して、何十年(笑)。久しぶりのキャンパスに心躍りました。

春休み中にも関わらず、想像以上の人数集まっていました。
授業の流れは、アイスブレイクから。東大生といえど、初対面の人がほとんど。授業に臨むにあたって、まずは自己紹介から始まりました。

ちょっとした緊張感を伴っての始まりでしたが、そこは宮原先生。学生たちの緊張を解すのにそんなに時間はかかりませんでした。
タイのヨガと言われるルーシーダットンでウォーミングアップ(これは、授業の最初と最後に毎回行いました)。

タイ古式の基本的な動作や注意事項レクチャー後、実践練習です。

悪戦苦闘する彼ら。手取り足取り教えつつ、自分が初めてタイ古式を学んだ日のことを思い出します。
東大生というわけではないのでしょうが、彼らの質問する内容(言葉)が、アカデミックです(笑)。また、こちらのアドバイスを理解する速さにも驚きました。(若さって素晴らしい~)

日を追うごとに彼らも慣れていき、僕らも彼らのパーソナリティがわかり、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

私事になりますが、父が息をひきとったのが東大病院。1年間入退院を繰り返したのですが、じっくり語り合うことが出来た思い出の場所であります。東大病院に進むであろう医者の卵がこの中にいるのかも、と思うと…感慨深いものでした。

医学生に限らず、どんな人にでも当てはまる「人に触れる」ことの大切さ。言い尽くされた感のある言葉ですが、「手当て」の意味、その重要性を今回の授業を通して、タイ古式を通して、彼らは学んでくれたと思っています。

当初は、月曜火曜の2日間だけの参加予定でしたが、熱心な姿を目の当たりにして、彼らがやり切る場に立ち会いたい気持ちがつのり、急遽木金曜日も参加することにしました。

授業最後、綺麗な姿勢で施術に臨む彼らに感動を覚えました。もう皆の頭を一人一人撫でてあげたくなるくらいに。

今年に入り、僕も先生としてタイ古式のレッスンをしていますが、修了という形でレッスンを終えたのは、彼らが第一号です!(一号があまりにも多いですが^^;)

彼ら、ただのイベントだけに終わらせたくないとのことで、復習したり、何かの活動をしたいと言ってました。またいつか再会出来ることを心待ちにしたいと思います。

宮原先生、5日間大変お疲れさまでした。受講した皆さんもお疲れさまでした。実り多い時間をありがとうございました。


授業を終えて、セルフィ^^。
この後の打ち上げのお酒は、格別に美味しかったです^^。

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タイ古式マッサージ&リラクゼーション
YSanook / ワイ・サヌック
東高円寺、新高円寺駅より徒歩5分
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タイ古式60分5000円より

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