チェンマイにて

以前、ワンディ先生のところで学んだことを書きました。今日は、その続編（？）。
ワンディ先生、脈診されることを書きましたが…占いもなさるのです。生年月日、生まれた時間、干支、誕生した曜日を訊かれました。

ここで「誕生した曜日」？と驚かれる方もいると思います。タイでは、曜日占いがありまして…仏教に通ずるものらしいです。曜日ごとに色や吉方があったりします。またタイ医学と占いも密接な関係があるらしいのです…。ちなみに僕は火曜日生まれ。色は、ピンクです（笑）。

ワンディ先生、紙を取り出しゴソゴソと計算を始めました。ちなみにマッサージの練習をしている最中です。授業中！この時は、先生が何をやっているのか、サッパリわかりませんでした（笑）。

「おまえは、いろんな人のケアをする。いろんな人に与える。でも、おまえはもらえない。何ももらえない～。」

えっ？占い？この時点でようやく気づきました。

「気を配ってる。誰からももらえなくても…与えることが幸せならば、おまえはそれで幸せだ。」ドキっとしました。

「どう？当たってる？」と先生。ニッコリ笑いながら。続けて「いいの～いいの～おまえは“火の人間”。」

火の人間だからって、なにがいいのか…サーッパリ分かりませんでしたけど（笑）。
一緒に学んでいた生徒さんも「なんか分かるー」とケラケラ笑っていました。

何か見透かされたような気がして、背筋がピーンと伸びました。

ここで学びました。勝手に掲載して、怒られちゃうかな…。ちょうど校舎を新しく建て替えている最中で、旧校舎での授業。今は、ゲストハウスを併設した新しい綺麗な校舎になっています。扇風機が2つ。毎日汗だくになってレッスンを受けました。今となっては、とても良い思い出です。雨期の時期、スコールが降ると若干凌ぎやすくなります。急な雨が降ると、ちょっと長居してお喋りなどしました。グーグル翻訳機を使って、タイ語を書いてもらったり…。先生が書いた言葉にこんな言葉がありました。

「全てを洗い流す美しい雨がとても好きです。」

翻訳機を通した日本語ではありますが、チェンマイで暮らす先生の生活感が伝わってくるような言葉でした。

チェンマイでの話、まだ続きます（笑）。